手織り工房　のろぼっけ

Ｔシャツづくりも佳境に入ってきました。

今週は地域のこどもたちが制作にはげんでいます。
先に終わった子が、次の子に教えたりアドバイスしたり。
真剣に取り組んでいたかと思ったら、じゃれあってみたり。
そして、悪戦苦闘の末、世界に1枚のＴシャツが完成！
と同時に、よく知らなかったあの子やこの子が
しだいに遊び仲間、けんか仲間になってゆく光景･･･。



なかなか顔をあわせていても、遊んだり話したりする時間の少ない
この頃のこどもたち。
でもそれは、みんな忙しすぎて互いに心を許し合う「なんでもない時間」が
失われているからなんだと改めて思いました。

なんでもない時間が大切にできるのろぼっけでありたいです。

カラフル～な糸たちからめでたく選ばれて、こんなにラブリーなＴシャツが
完成しましたよっ。

なかなか道のりは大変でしたが、その分完成のよろこびもひとしお。
これを着てとおくに住んでるじぃじとばぁばのところへあそびにいきたい
Ｓちゃんと、おまつりにいきたいＭちゃんです。

夏休み特別企画Tシャツ作り体験がはじまります。
このカラフル～な糸たちは、Tシャツの模様として選ばれるのを今から心待ちにしているのです・・・

どんな力作が生まれるのでしょう？

お楽しみに！

ストール体験織り第1号のお客様がいらっしゃいました。

それぞれにコレ！という色を選んで横糸は1色だけで織りました。
軽くてさわやかな天女の羽衣（！）のようなストールが完成。
これいい！かわいい！とっかえひっかえお互いの作品を着回して、
どれもみんなそれぞれのカラーが出てステキですっ

できたてのホヤホヤを巻いてパチリ

ストール体験まだまだ受付中です。

よしクンの織り上げた藍絣染の布が作務衣になって登場。

なかなかサマになってますね～

これで土をこねれば、陶芸の腕もさらにUPまちがいなし。

仕立てはお母さんのけい子さんです。　ブラボー!!

たーちゃんのおばあちゃん、ふく子さんだって負けてはいられません。

どうです。このお姿！
ブルーの交差が涼やかな風のよう～



たーちゃんママからのコメントが来ました

＞おばーちゃん自慢の作品でしょうか。
さをりを始めてから若くなりましたよね。
教室の皆のパワーをもらって。負けていられませんよーと声が聞こえ
てきそうなお顔ですね。


本当にお会いするたびに若返ってますね。
織る＋仕立てる＋纏（まと）う＋ほめられる＝若返って生き生きする
周りの方々にもいい刺激になって何倍もの効果になるんですよね。
ますますこれから楽しみです（＊＾_＾＊）

大好きなお母さんと念願（？）のおそろいの服が完成！

いつになく りりしいたーちゃんです。これを着て仲良くデート・・・かなっ？

ゆみちゃんには どうしてもみんなに見せたいものがあります。

のろぼっけに来るすべての人に・・・、これまでに出会った人、これから
出会うかもしれない人、とにかく、あらゆるひとに見てほしい。

そこで ゆみちゃんは考えました。
自分の専用イスにくくりつけて、こっそりのろぼっけにおいていっちゃおう作戦を。

ゆみちゃんは、用意周到に鉛筆書きの置手紙を書いてきました。
「これはてんじばんとハーモニカとキーホルダーです。○○さんと××さんと・・・
△△さんに見せてください」
墨文字（視覚障がいの人は、文字のことをこういいます）を書くということは、
文字が見えない人にとっては至難の業です。
それでもゆみちゃんは、みんなに見せたい一心でメッセージを書きました。

どれもゆみちゃんには欠かせないアイテムです。
ちなみに オレンジ色のキーホルダーは、点字で自由に名前が刻めるように
なっています。
ハーモニカは 目下練習中。
ときどきこの親指ほどの小さな楽器を本当に吹いてくれます。

あなたも ゆみちゃんの三種の神器にいつかきっとお目にかかれることでしょう。

またまたすごい作家がのろぼっけを訪れてくれました！

ダネラの作品を次々とつくりだしている山本順子さん。
最近ではONDORI社の刺繍専門雑誌にカラーで1ページ掲載されたり、
札幌で開かれた「第4回ダネラ全国展」に展示されるほどの実力の持ち主です。

その現代アートともいうべき多彩な色合いは、絨毯刺繍という手工芸的な概念を
超えて、ダネラ界にも新しい影響力を与えているほどです。


写真は順子さんと、作品「アフリカの風」

10年絶え間なく作り続けた創作活動から一転、ご両親と大きなキャンピングカーで
あちこち小さな旅をつづけながら魂のエネルギーを存分に充電させているとのこと･･･。
またいつか、それが形となって私たちの前に現れる日がとても待ち遠しいです。

次々と作品が完成しました。

1年のほとんどをかけてじっくりじっくりと進んでいくあゆみちゃん。
1ヶ月＋αで仕上げる職人技のはーちゃん。
そして、その日の気分やみんなの励ましでリズムもさまざまなカズさん。

三人三様、織り手の数だけスピードも作風もさまざま。
その3人の完成記念のワンシーンです。