手織り工房 のろぼっけ：栃木県壬生町でさをり織り教室・ギャラリーを運営。障害にとらわれず心のままにつむぎ織る。

のろぼっけの織り作家の一人、鷲巣千賀子さんのミニ個展が開催されます。

織りを始めて十数年になる鷲巣さんの初めての個展です。

のろぼっけの一角を使って、まずはささやかですが彼女の今までの軌跡が伝わるような個展にして参りたいと考えています。是非ご覧下さい。

作品の一部を販売致します。

本人コメント
私が、のろぼっけで織りを習い始めて十数年がたとうとしています（色が全く分からない私に織りなんてできるのだろうか？）という不安があったりしましたが、今では色のことなど全く考えてなくても織りを楽しんでできるようになりました。私は全盲ですが、「心の眼」を使って組み合わせて作った作品たちの素晴らしさなどを感じていただければと思います。


日時　6月16日（木）～6月19日（日）　10：30～17：00


場所　壬生町緑町1-14-14　　手織り工房　のろぼっけ　（駐車場あり）

19日には薄茶の提供もございますのでお楽しみに。

お問い合わせはのろぼっけまで　0282-86-7289

第68回栃木県芸術祭美術展で鷲巣さんが快挙です！

工芸部門で大賞の芸術際賞に次ぐ準芸術祭賞を受賞しました。

今回初めての挑戦でしたが、裂き織りと糸織りで織った4本のタペストリーを合わせて壮大なタペストリーに仕上げました。

10月4日（土）～16日（木）まで　栃木県立美術館で展示されています。
　9：30～17：00、6日、14日は休館

是非ご覧ください。

お母さんが長く愛用してくれたロングベストに代わって新作を織ってみました。

首に巻くスヌードを付けると変化が楽しめ、おしゃれ感がアップです。

喜んでくれると嬉しいです。

ちかちゃんがまた新作を織りあげました。
黄緑とピンクが際立つ作品です。

今回は3カ月位かかってじっくりと織りました。
さてどんな形になるのか、またご披露しますのでお楽しみに。
土曜日に来ている皆で撮りました。

ご本人からのコメントです。
「横糸を織る際に、一つ一つ色の確認をしながら、織ってみました。
色の組み合わせは（私は視覚障害のため、色自体を見たことが無いので）解りませんが
同じような組み合わせにならないように考えてやってみましたので、今後も
トライしてみたいと思っています。」

ちかちゃん春の新作です。

グレーのラインをアクセントにしてみました。

これを着て颯爽と街を歩くのはいかがでしょうか。

太陽と水と大地が

蜃気楼にゆらゆらゆれるような

真夏の1枚できました。




作家本人の定番ウェアです。

（作　鷲巣千賀子）

千賀子さんの
色のない世界から生み出される作品は
未知の色彩の世界を
見せてくれます

指先から奏でる
糸と糸の協奏曲

ピンクとマリンブルーの
絶妙なコントラストは

春の銀座にお目見えします