のろぼっけの活動

2008.6月 
みらいの希望

壬生町の睦小学校に出張授業に行ってきました。

5年生の総合学習の時間、「福祉入門」というテーマでのろぼっけの工房の様子を話してほしいと、先生からお声をかけていただいたのがきっかけです。

ゆみちゃんも同行して、パワーポイントも駆使してのあっというまの45分間でした。
まじめに熱心に話をきいていた子どもたち。
色彩豊かな作品に「すご~い」と心からの賞賛の声。
障がいがあるということが特別なことではなく、その人の特質であること、
そして、思いもかけないすばらしい才能を発揮すること、
どんな人でも相手を正しく知ることが本当の支援につながるということを
少しでも心の記憶に刻んでくれたのでは、と感じています。

10歳の子どもたちが大人になる10年後の社会が、今よりもさらに
あたたかい心の通い合う時代になっていますようにと願いをこめて・・・。

貴重な時間をくださった校長先生をはじめ5学年担任の先生方や睦小学校の
みなさん、ありがとうございました。



| 2008/06/27 11:02:32 |

宙に舞う・・・

あじさいの季節にぴったりなポンチョができました。

特撮部隊による空中特殊撮影!

MIROKOさんが着ると・・・こんなかんじに!

| 2008/06/26 10:22:39 |

あじさいのころ

梅雨らしい梅雨を迎えないまま、もうすぐ6月のカレンダーも終わりです。
のろぼっけの洗面所に飾ってある小さなカレンダー。
もうすぐめくられてしまう 5月と6月のページ。

そこには、手書きの文字でこうかかれています。

人間つらいとき 悲しいとき 苦しいときこそ
本当の自分に出会う
そして そういうときこそ
助けてくれる
本当の友にも出会う


この言葉は、福岡県鞍手郡小竹町の上田希望さんのお母さんが書かれました。
重度の障害を抱えている希望さんが、「1歳まで生きられるかわかりませんよ」
と主治医に言われてから、今年で30年目を迎えるそうです。
命への感謝、支えてくれた多くの人々への感謝の意味をこめて、毎年カレンダーを発行しています。

このカレンダーはある方からのプレゼントでしたが、
いつもいつもそのあたたかな言葉に心が洗われる思いでいます。
(このカレンダーは¥500送料別で購入できます。
→(問)上田蔦枝さん bonjiwork@tkz.bbiq.jpへ)

| 2008/06/25 13:37:27 |

仲人さんから

のろぼっけのくまこちゃんが韓国にお嫁に行ってから早10日・・・。
なんとその後の様子を仲人さんがメールでお知らせくださいました。
大切にしてくださる様子がこちらにも伝わってきます(涙)

こちらこそ、ふつつかものですが末永くかわいがってやってくださいまし。


>先日は【くまこちゃん】をお嫁に出すことに無理に承諾いただきありがとうございました。
お友達を通じて韓国の素敵な方のもとにお嫁いりを果たしました。
手に取るなり 涙を流して 『こんなに素敵なベアーは初めてです』・・って 
ギュッて抱きしめてくださったそうです。たくさんのスタッフの方々も大歓迎だったそうで・・・(*^_^*)本当に日本を代表する美クマでよかった♪

仲人より

| 2008/06/24 16:16:52 |

元気の源

のろぼっけの狭い敷地にたたずむ びわの木

ろくに日にも当たらず、大事にされるでもなく、ときどき米の研ぎ汁をもらっては
けなげにすくすくと育って、毎年実をつけてくれます。
普段は見向きもされませんが、この時期だけは熱い視線が注がれるのです。

今年は豊作。
3人がかりで収穫して、さっそくお昼の食卓にあがりました。
色は黄色いけれど、甘くてほんのり酸味もあって、大勢で食べてもお腹いっぱい。

のろぼっけの掟は 「びわの種をとっておくこと」
果肉は胃袋に、種はテーブルの中央に据えられた器の中に。
みなさんのご協力のおかげで、今年もたくさんの「種」が回収できそうです。

さてこの種、長寿の薬(?)に変身するのです~  

| 2008/06/18 13:39:47 |

カズさんの2代目?

   
土曜日に教室に来ている裕太君がカズさんの作品に触発されて作品を作り上げました。

ボリュームを出すのにかなり苦心していたようですが、なかなか面白いものが出来ました。
目指すはカズさんの2代目?はたまた別のYUTAブランド立ち上げかな?


| 2008/06/17 15:36:25 |

お嫁にいきます

のろぼっけで生まれたくまのくまこちゃん。

今日、突然いらしたお客様に
「韓国にすてきなひとがいるから」って
もらわれていくことになったの。

まだ見たことのない海の向こうの国・・・
ちょっとドキドキするけど、どんな人がまってるのかしら。

待っててね。

| 2008/06/13 15:32:51 |

染めました

4月の個展以来、ずっと「白」を基調にひとつの作品を織り続けているカズさん。

次の作品に向けて、なにか染めてみましょうと
プロデューサーのともちゃんの提案でウールを染めることに。

さっそく大なべをかかえてやってきたともちゃん。
材料が多すぎて、染める前の「下ごしらえ」でほとんど終わってしまいましたが、
2カセだけ 夕日色 に染めました。


この糸がカズさんの手によって、でっかい夕日みたいなかたまりに織り込まれて
いくのでしょう。たのしみですね~
ちなみにカズさんはにやにやと横目で見ながら織り機に向かっているのでした。

| 2008/06/12 13:50:53 |

のろぼっけの一日

今日はのろぼっけの一日をご紹介します。

教室は10:30に始まります。時間きっちりにスタートというものではなく、
やや早く来る方や遅く来る方もいてまちまちです。
そしてそれぞれが自分のペースで織ったりミシンを使って服の仕立てをします。

服が出来上がると、みんなで試着会。即席のファッションショーのはじまりです。
鏡を前にみんな楽しそうです。

12:30頃からはお昼の時間。
お弁当を作ってくる方もいますが、近所においしいほか弁屋さんがあって、
そこの出前も便利です。
時には誰ともなく家で漬けた漬物を持ってきたり、旅行に行ったお土産が出てきて
舌鼓をうつこともあります。おしゃべりに花が咲いて午後の部に食い込んでしまう
ときもありますがそのへんはご愛嬌です。

13:30頃から午後の部の始まりです。
お腹が一杯になり睡魔との戦いになることもありますが、
負けずに織りに取り組みます。
いろんな方の織りを見て参考になることも多々あります。
たまにカズさんのトークが炸裂して織りが進まないことも!?

見学も大歓迎。まずは来て頂ければのろぼっけの雰囲気がお分かりになるはず。

15:00頃にはホッとひと息ティータイム。
季節によってホット、アイス…イケメンウェイター?が運びます。

教室は15:30で終了ですが、時間で一斉に終了というものではなく
切りの良いところで順次織り機を片付けていきます。

そしてみなさんがここでの時間を存分に楽しんで、そのままの気分で
ご帰宅頂けたら のろぼっけとしては幸せなのです。


| 2008/06/11 11:50:12 |

KAZU SUZUKI 写真集

先週、佐野で写真館を経営されている小林さんがのろぼっけにみえました。

4月に開催したKAZU SUZUKI EXHIBITION2008の会期中、
小林さんは時間を作ってはほぼ毎日のように会場を訪れてくださいました。
なんとそのときに撮影した写真でカズさんの写真集を作ってきてくれたのです。

本を開くと、そのときの情景がよみがえってくるとともに、いやそれ以上に私たちが
自分の目でもとらえきれていない素晴らしい光景がちりばめられていました。

まさにカズ スズキと小林さんの見事なハーモニー!
あたたかい個展の雰囲気が伝わってくるような写真集に仕上がりました。

個展の打ち上げの席で、代表の鈴木利子が
「将来、彼の作品を販売するのではなく、写真集を作ってそれを販売し、
自立につなげていきたい」と話したことを小林さんが覚えていて下さったそうです。

これはあくまでも試作品ですが、目指していることが少しずつ
形になってきているようです。


| 2008/06/10 10:59:08 |
手織り工房 のろぼっけ 〒321-0204 栃木県下都賀郡壬生町緑町1-14-14 TEL/FAX 0282(86)7289