のろぼっけの活動


ヒルサイドにて

7月5日 横浜開国博Y150のヒルサイドエリアに行ってきました。

さをり織りが竹の海原の一角のブースで体験織りをやっていて
その講師として我がのろぼっけの織り作家、鷲巣千賀子さん
高橋孝聡さん白沢裕太さんが参加したのです。

やすみなく次から次へとやってくる体験希望者に対して彼らが
真剣に教えている姿が素敵でした。

終わってから彼らに感想を聞いてみると、本当に時間が短く感じられた
、参加者が上達していくのが面白かった、もっとやりたいなどの
一生懸命やっているからこそのものであったと思います。

これからの彼らの様々な活躍に一層期待できそうですね。

生徒の皆さんも来ていただき、応援&見学 ありがとうございました。

これからもいろいろ企画が目白押しですがよろしくお願いします。


| 2009/07/15 12:19:11 |

カズさんの陶芸?

先日、那珂川町にある、もうひとつの美術館に「ヌイ・プロジェクト」
を見に行ってきました。

鹿児島のしょうぶ学園で行っているもので、刺繍をアートにしています。

服といわず布といわず様々なものに刺繍が施してあり、カズさんの作品とも

共通する何かがあるような迫力のあるものもあり、とても素晴らしいものでした。

ぜひ皆さんにも見て頂きたいと思います。

もうひとつの美術館のHPはこちら


そうそう標題の話ですが、この美術館の庭先にカズさんが作った陶芸のオブジェ
の欠片がありました。数年前に彼が粘土をこねて作ったものですが、
焼く時に破裂してばらばらになってしまい、美術館の庭に置いて?
もらっていたものです。雨風にさらされてこんな感じに
なっておりました。

| 2009/07/07 14:18:23 |

ゆみちゃんの経糸

ゆみちゃんの織り布は横糸の大胆な色使いが目立つのですが
実は経糸も非常にきれいなんです。

今までの作品では横糸を強めに織り込むためもあってほとんど隠れて
わからなくなっていたんです。

今回はその経糸を生かして、横糸を柔らかく粗めにショールを織ろうとしています。

さあどんなものになるか乞うご期待です!

| 2009/06/18 10:01:52 |

学芸大にて

6月7日の日曜日に東京小金井市にある東京学芸大に行ってきました。

9月27日に調布にある味の素スタジアムで開催されます「ウォーク&ラン フェスタ」
に展示で参加することとなり、その準備のために伺いました。

このイベントは
難病や障がいを持つ人も持たない人も、同じ場所で身体を動かしたり、
音楽を聞いたりすることで、「楽しかったなぁ。」「元気をもらえたなぁ。」
と感じ合える一日を過ごし、お互いを知り合うことを目的としたものです。

スタジアムの天井は5~6mもあろうかという
大きなエントランスに展示することとなるのですが、通常のギャラリーとは違って
ピクチャーレールはもちろん上から吊るすものが全くありません。
そこで自立するものを組んで布を掛けて展示してみようということになり、
実行委員長の渡辺先生の所に足場があるので試すこととなりました。

足場だけにかなりしっかりしており、高さも4mくらいと結構迫力が出せそうなので
お楽しみに!!!

ちなみにこの様子はウォーク&ランのホームページでも紹介されています。
コチラ


| 2009/06/09 10:06:31 |

京丸園さんの試み

先日、企業組合とちぎ労働福祉事業団さんの通常総会記念講演会
に出席しました。

浜松で障がいを持った方々と共に働く農園を経営されている京丸園さんという
会社の鈴木社長の講演でした。

仕事に合った人材を求めるのではなく、その人に合った仕事を
考えるという従来の事業とは全く逆の発想でした。

また、ある障がい者の方は農園の様々な仕事を試したがうまくいかず、
園内の掃除しかやることがなくて、でもそれを丹念にやっていた結果、
園内で発生する虫が減少し、さらにはその野菜の無農薬化につながっていった
というお話もありました。

機械化等で効率化を追求するのではなく人間を中心に考えて
彼らが使えて生かせる器具を開発する。
効率と非効率のバランスをとることが大切とおっしゃっておりました。

素晴らしい事業理念をお持ちでも実際には全く逆の事をやっている
企業が多い昨今ですが、それをそのとおり実践している
大いに学ぶべきところの多い会社でありました。

ホームページはコチラ

| 2009/06/04 10:58:29 |

幸せを呼ぶテディ

見ているだけでしあわせな気持ちにさせてくれるこのカップル、
白のウールを基調にした織り布で仕立てたテディベアです。

織りの作者は白沢裕太くん。
日頃お世話になっているある方への結婚のお祝いにと
一念発起してがんばりました。

仕立ては裕太君が見習い中の仕立ての先生です。

細かいディテールまでとても繊細にしっかりと作り込まれて、
ため息がでそうなほど・・・

きっとこれを受け取った方から次々と幸せの種が
まかれていくことでしょうね。




| 2009/05/26 14:22:03 |

元麻布の会場にて

今回の元麻布での展示会には織り作家やそのご家族が多数参加されました。

会場で彼らにお会いした方々から

織り上げた作品や仕立てた服ももちろんそうですが、

作家自身やその家族や彼らのきずなやその背景となっているものが

本当に素晴らしいと、ご感想を頂きました。

のろぼっけが目指す
”モノを作り、売ったら終わってしまうというだけではなく、お互いの声が届き、
作家の創作意欲につながるような「想いが循環する関係」をつくる。”

おおきなヒントとなるかもしれませんね!

| 2009/05/23 |

最優秀賞  おみごと!

以前にご紹介したダネラの山本順子さん。    
今回もビッグなニュースを届けてくれました。

第十二回茨城県障害者美術展
造形・工芸部門で、堂々の最優秀賞を受賞!

色とりどりの流線に光と命があふれているようなしなやかで
力強い作品。制作に3ヵ月を要したという大作です。

のろぼっけのみなさんからも、その迫力に思わずため息が・・・。

この受賞作は今週元麻布で開催されるHEART AIDに展示されます。
ぜひ間近で山本順子の世界を味わってみてくださいね。

HEARTAID情報はこちら

| 2009/05/12 11:26:35 |

出番を待つ布たち

5月の元麻布ギャラリーでの展示会では、
のろぼっけの織り作家が制作した布を服に仕立てて展示致します。

それと同時に彼ら織り作家が織った布をティッシュBoxカバーを作成して
販売する予定ですのでお楽しみに。

写真はティッシュBoxカバーになる布たちです。


| 2009/04/30 15:57:47 |

約束の花

再び京都を訪れ、ギャラリーに入っていくと
非常に良い香りがしてきました。
香りの元はゆりの花を中心に立派な大きなお花。

送り主は三国さん。

三国さんとカズさんとのご縁は1990年のひまわり号による障がい者と
ボランティアによるアメリカ横断旅行でした。
ボランティアとして非常にやさしく思いやりのあった三国さんとカズさんは
意気投合し、その後もヨーロッパにご一緒したり、三国さんの住む青森
へお邪魔したりと交流が続きました。

しかし、今から約3年前にご病気で三国さんは他界されました。
突然の訃報に私達はただ驚くばかりでした。

三国さんは亡くなられる前に奥様に「カズさんが個展を開く時には花を贈って
欲しい」と仰られていたそうで、奥様から贈って頂いたその約束の花がそれ
なのです。

三国さん本当にきれいな花をありがとうございます。

おかげさまで良い個展になりました。


| 2009/04/22 12:19:21 |
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