手織り工房　のろぼっけ

「みんなの邪魔になると困ります」
やっと入園した幼稚園。3ヶ月で退園になりました

受け持ちの保育士さんがそっと見送りにきてくれました　　　　　　　　　　　　　　　　
「カズヒロくん、お母さんにブランコのれるところ　見せてあげようね」
怖がって一度も触らなかったブランコ
先生に深々と頭を下げるのが精一杯でした

役所からきた1枚の通知には
「就学を猶予します」　と書かれていました

「おひるねの時間に皆を笑わせるのでこまります」　保育所も断られました

「社会に必要とされていない・・・」
押入れにしまわれたままの　ピカピカのランドセル

本当に社会に必要とされていないのか？
まだ幕は下ろせない　残された人生はあまりにも長すぎる



答えさがしの旅に出て40年になります

いま、ここに心から輝いている笑顔がある　息子たちがいる

「この世に生まれ来るものみな　必要とされている人たちなんだ」
母の日を迎えしみじみと味わっています　

（文　鈴木利子）

デザインは全く同じですが、織る方の個性によってこんなに
それぞれ違った印象の作品に仕上がります。
ちらりちらりと遊び心のさし色がすてきです。

のろぼっけの生徒さん,えい子さんとよし美さんの作品です。

いよいよ待ちに待ったテレビ放映が7日にありました。
教室でのシーンや銀座のシーン、どんな風になっているのかな、と見る前は期待と不安がありましたが、
予想以上の良い出来栄えだったと思います。
はーちゃんの布や仕立て上げた服がとてもきれいに撮れていました。さすがにプロですね。
それに何よりも私たちの伝えたいことをしっかりと表現して下さったと思います。
高村さんをはじめNHKの皆様に感謝申し上げます。
さあ更に頑張っていきましょう！！！

ちなみに、はーちゃんの織った布で仕立てた服と一緒に銀座でのひとコマです。
（カズさんとはーちゃんのツーショット）

はーちゃんの織り布が服に仕上がり、銀座で収録が行われました。
（その模様は5月7日にオンエアされる予定）
お母さんからのコメントをご紹介します。

＞4月29日

はる恵が織った１０ｍの布が洋服に仕立てあがる約束の日なので、
ドキドキわくわくを胸に一路銀座へ向かいました。
その日は休日だったので、町はとてもにぎわっていました。
店に着くと入り口に一段と目を引くワンピースドレスが目に飛び込んできました。

「わぁー　すごい！」

想像以上のものに、驚きと感動で胸が熱くなりました。

はる恵の布をどうしたら生かせるか どうしたら風合いが出せるか
デザインを担ってくださった澤井さんが説明をしてくださいました。
驚いたことに、織りからはみ出した糸の1本も無駄にせず、ところどころに
生かされていました。
これほどまでに織った人やその布を大事に思ってくださる人に出逢ったことが
ありません。今までずっと はる恵の布を生かしてやりたい、でも個性的だし･･･
このままでいいものか半信半疑でいました。
しかしこの瞬間、このままで大丈夫なんだと私自身が自信と確信をもてました。
言葉で伝えることはむずかしいので、実物をぜひみなさんに見てほしいです。


私たちが目指しているファッションショーが一歩も二歩も近づいてきました。
やがては「パリコレ」に、夢は絶対に叶うものと信じています。
娘達が 今の気持ちのまま織り続けられるよう、みなさんのお力をお借りしながら
応援していきたいと思っています。

殿塚ケイ子

昨日はTVの収録がありました。
今回の主役ははーちゃんこと殿塚はる恵さんです。
はーちゃんはカメラを前に普段どおりのダイナミックな織りを披露していました。彼女の色鮮やかな織物とともにぜひ映像でごらんください。
はーちゃん以外の生徒さんたちも突然にインタビューすることになったんですが、マイクを向けられるとどうしてどうして皆さんなかなかの名演技！？ぶりでした。
とってもなごやかな雰囲気の中で収録は行われ、あとはどんな仕上がりになるのか放送が楽しみです。
皆様お疲れ様でした。

放映は5月7日（水）午前11:05～11:54　「こんにちはいっと６けん」NHK総合（１チャンネル）です。

今日はしとしとと雨が降っています。
生徒さんもお休みで、体験織りの方だけの教室はとっても静かです。
たまにこんな日もあります。
さあ明日のテレビ収録はどんな風になるのでしょうか！
乞うご期待です。

ちなみに先日のラジオの生中継の様子がNHK宇都宮のアナ・キャスター日記にアップされていますので、ご覧下さい。【こちら】

お昼前のひととき NHK FMから　ぎったんばったん機の音…

リポーターの高村さんのはつらつとした声とともに
のろぼっけで手織りをたのしむみなさんの　生インタビューが流れました。
テレビじゃないから映らないんだけど、
生中継というだけで妙にドキドキしたりして、
それでもみなさん堂に入った感じで　立派にしゃべっています。

無事に終わってほっと一息。

「きいたよ～」のたくさんのメール、ありがとうございました。
「この放送を聞いて、また多くの出会いの場が広がっていきますように！」
本当にそうですね。

写真は自作のコートを前にインタビューを受けるみえこさんです。

遅咲きののろぼっけのチューリップたち

今日の陽気で　やっと ちらほらと咲きそうです。

ありがたいことに、　カズ・スズキ作品展の反響が　あちらからこちらから
聞こえてきています。

カズさんや会場にいた人々に「○○ちゃ～ん！」って声をかけられて
なんだか元気が出てきちゃった方

手織り個展の記事を見て車で来てみたら、作品を見てびっくり！した方

会場へ入ったとたん涙が止まらなくて　同じ日に2度も訪れてくださった方

懐かしい人に偶然再会して、食事をともに昔話に花が咲いた方


暮れ行く春の夕空に映る作品たちを　ただ無言でずっと眺めていた方


それぞれの生活の中に、それぞれのドラマがあります。
そっと見守る　マングローブの林のような　カズさんの作品たち


たった4日間でしたが、とても大切なかけがえのない時間になりました。


毎日会場を訪れてくれたけんちゃんが　ブログに会場の様子を掲載して
くれています。　個展へいらっしゃれなかった方にもその雰囲気を感じて
いただけたらうれしく思います。
コメントもお待ちしています！
（非公開をご希望の方は、問い合わせメールで受付けています）

けんちゃんブログは【こちら】